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tqdmでBashコマンドラインのプログレスバーを実装

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    Shou Arisaka nyapp.buzz/shou
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    Z世代の情報技術者。Next.jsで自作SNSを個人開発中。

tqdmは、PythonおよびCLI用の高速で拡張可能なプログレスバーです。データの処理状況を視覚的に表示することで、長時間かかるタスクの進捗を簡単に確認できます。本記事では、Bashコマンドラインでtqdmを使用してプログレスバーを実装する方法を紹介します。

インストール

まず、tqdmをインストールします。pipを使用して簡単にインストールできます。

sudo pip install tqdm

使用例

tqdmは、様々なコマンドの進捗を表示するのに使えます。例えば、大規模なデータを処理する際に、その進行状況をリアルタイムで確認することができます。以下は、シーケンス生成と行数カウントの例です。

seq 99999999 | tqdm --bytes | wc -l

このコマンドでは、seq 99999999が1から99999999までの数値を生成し、それをtqdmでラップしてプログレスバーを表示します。最終的な出力としてwc -lが行数をカウントします。

詳細情報とカスタマイズ

tqdmには多くのカスタマイズオプションがあり、進捗バーの表示方法を細かく設定できます。詳細は公式ドキュメントを参照してください。

tqdm/tqdm: A Fast, Extensible Progress Bar for Python and CLI tqdmプログレスバーの例

このように、tqdmを活用することで、コマンドラインの操作をより直感的で効率的にすることができます。是非試してみてください。

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Shou Arisaka

情報技術者 / Z世代プログラマー / SaaSアプリやSNSを開発
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15歳でWordPressサイトを立ち上げ、ウェブ領域に足を踏み入れる。翌年にはRuby on Railsを用いたマイクロサービス開発に着手し、現在はデジタル庁を支えたNext.jsによるHP作成やSaaS開発のプロジェクトに携わりながら、React.js・Node.js・TypeScriptによるモダンなウェブアプリの個人開発を趣味でも行う。
フロントエンドからバックエンドまで一貫したアジャイルなフルスタック開発を得意とし、ウェブマーケティングや広告デザインも必要に応じて担当、広告運用・SEO対策・データ分析まで行う低コストかつ高品質な顧客体験の提供が好評。
国内外から200万人を超える人々に支えられ、9周年を迎えるITブログ「yuipro」の開発者、デザイナーでありライター。現在ベータ段階の自作SNS「nyapp.buzz」を日本一の国産SNSとするべく奮闘中。

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