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SQL select出力をリバース(反転)する

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    Shou Arisaka nyapp.buzz/shou
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    Z世代の情報技術者。Next.jsで自作SNSを個人開発中。

データベース操作のSQLプログラミング言語(スクリプティング言語)において、select出力をリバース(反転)する方法について紹介します。

SQL selectの出力結果を反転させたいなんて場面があります。例えば今回の例では、"クリップボードにコピーされた順で"データベースからいくつかのクリップボードの履歴を取得したい、という話です。

Bashにはtacなんていうコマンド出力結果を反転させるコマンドがあります。SQLのselectを標準出力に出してからそれをtacすることも状況によってはできますが、改行を含むフィールドがあった場合にはtacのようなコマンドは意味をなしません。

そういう処理をするならSQL側でなんとかするべきですが、一体どうやったらいいのでしょう。

このようなSQLがあります。

SELECT mText from Main
WHERE mText REGEXP "."
order by clipOrder desc
LIMIT 3 OFFSET 0

これは、以下のような出力をするとします。

hoge
fuga
foo

これを、

foo
fuga
hoge

の出力にしたい。

selectにサブクエリを渡して、それをさらに並び替えます。

SELECT q.mText
    FROM (SELECT * from Main
          WHERE mText REGEXP "."
          order by clipOrder desc
          LIMIT 3 OFFSET 0) as q
    ORDER BY q.clipOrder ASC
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Shou Arisaka

情報技術者 / Z世代プログラマー / SaaSアプリやSNSを開発
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15歳でWordPressサイトを立ち上げ、ウェブ領域に足を踏み入れる。翌年にはRuby on Railsを用いたマイクロサービス開発に着手し、現在はデジタル庁を支えたNext.jsによるHP作成やSaaS開発のプロジェクトに携わりながら、React.js・Node.js・TypeScriptによるモダンなウェブアプリの個人開発を趣味でも行う。
フロントエンドからバックエンドまで一貫したアジャイルなフルスタック開発を得意とし、ウェブマーケティングや広告デザインも必要に応じて担当、広告運用・SEO対策・データ分析まで行う低コストかつ高品質な顧客体験の提供が好評。
国内外から200万人を超える人々に支えられ、9周年を迎えるITブログ「yuipro」の開発者、デザイナーでありライター。現在ベータ段階の自作SNS「nyapp.buzz」を日本一の国産SNSとするべく奮闘中。

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