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WindowsでRubyのバージョン管理を行う方法
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- Shou Arisaka nyapp.buzz/shou
- short bio
- Z世代の情報技術者。Next.jsで自作SNSを個人開発中。
Rubyのバージョン管理は、プロジェクトごとに異なるバージョンのRubyを使用する際に便利です。Windows環境では、Unix系で広く使われているrbenv
やRVM
が直接使えないため、代替ツールを使用する必要があります。ここでは、uru
とpik
という2つのツールを紹介します。
rbenv
rbenv
は、主にUnix系OS向けのRubyバージョン管理ツールです。Windowsでは公式にはサポートされていません。そのため、Windows環境では他のツールを使用する必要があります。
uru
uru
は、Windows環境でRubyのバージョン管理を行うためのツールです。軽量でインストールが簡単です。
uruのインストール
- uruの公式サイトから最新のバージョンをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを解凍し、
uru_rt.exe
を含むディレクトリに移動します。 - コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します:注意:
uru_rt admin install
uru_rt.exe
と同じディレクトリから実行する必要があります。そうしないと、以下のエラーが発生します:[ERROR] must install from same directory as uru_rt.exe
pik
pik
は、Windows用のRubyバージョン管理ツールです。古いツールではありますが、特定のバージョン管理には便利です。
pikの使用方法
- pikの公式サイトからインストール手順を確認します。
- Rubyのバージョンをインストールする際に、次のようなエラーが発生することがあります:
pik install ruby 1.9.3 There was an error. Error: private method `gsub' called for nil:NilClass
Rails Tutorial (3)
Railsアプリケーションのコントローラを生成・削除するコマンドの例です。
# コントローラの生成
$ rails generate controller StaticPages home help
# コントローラの削除
$ rails destroy controller StaticPages home help
15歳でWordPressサイトを立ち上げ、ウェブ領域に足を踏み入れる。翌年にはRuby on Railsを用いたマイクロサービス開発に着手し、現在はデジタル庁を支えたNext.jsによるHP作成やSaaS開発のプロジェクトに携わりながら、React.js・Node.js・TypeScriptによるモダンなウェブアプリの個人開発を趣味でも行う。
フロントエンドからバックエンドまで一貫したアジャイルなフルスタック開発を得意とし、ウェブマーケティングや広告デザインも必要に応じて担当、広告運用・SEO対策・データ分析まで行う低コストかつ高品質な顧客体験の提供が好評。
国内外から200万人を超える人々に支えられ、9周年を迎えるITブログ「yuipro」の開発者、デザイナーでありライター。現在ベータ段階の自作SNS「nyapp.buzz」を日本一の国産SNSとするべく奮闘中。